屋久島とは
屋久島は鹿児島県の離島で鹿児島市の約130km南,黒潮上に浮かぶ 丸い島です。面積は504.86平方キロメートル,国内の離島では,佐渡島 ・奄美大島・対馬島・淡路島・天草下島についで6番目に大きい島です。 ちなみに種子島は444.94平方キロメートルで屋久島についで7番目。交通は,飛行機鹿児島空港から30分,ジェトフォイルトッピー鹿児島港から1時間50分,フェリー屋久島2鹿児島港から3時間半。
屋久島は周囲132km,面積504.86平方キロメートル,人口14,000人。島の中央には九州最高峰宮之浦岳(1,935m)を始め300から の山々があります。屋久島は横半分に切って北のほうが上屋久町,南のほうが屋久町,島の周りに小さい集落が点在しています。ちなみに口永良部島(クチノエラブジマ)も上屋久町です。 当田代別館は屋久島の玄関口・宮之浦にあります。
宮之浦は3,500人の人が住んでいます。海の玄関口宮之浦港から 当館まで2km(歩いて30分・車で4.5分),小瀬田の屋久島空港から車で15分。田代別館は宮之浦川上流唐船峡橋のたもとにございます。
屋久島観光スポット
◎ 観光スポット ※金額は大人1名(団体割引)
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写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
縄文杉
1966年に縄文杉が発見されました。
発見当時は発見者の岩川さんの名前を使用し大岩杉と呼ばれていましたが、
縄文土器に似ているということからこの名前がついたとされております。
推定樹齢(7200年)からすしても世界最古の植物ともいわれていますが、定かではない情報も多く確かなことはわかりません。
様々な時代背景や状況から縄文杉は現在一般の人々の手には触れることが出来ないようになっております。
自然を自然のままで置いているということで木の廻りが皆伐されたり、
多量の雨と強風が起こり土が流され根が露出し、そこへ登山者が根を踏みつけるという状況があり縄文杉を
倒壊の危機にまで直面させることになったのです。
現在は、木の15mほど手前に設けられた高台から望めるようになっています。
深いエネルギーは体に感じられるような、大きなエネルギーを感じる木です。
紀元杉
標高1230mで登山を必要とせず
車からその佇まい雰囲気を味わうことが出来るのも紀元杉の魅力です。
ヒノキやヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど数多くの植物が育っていて、草花の旬な季節には紀元杉をお楽しみ下さい。
屋久島の中でも特に豊富な雨量があり自然に形成された太鼓岩などの巨岩が広がり、原生林に蔽われる。
この原生林は一般に知られる屋久杉の密集地帯に移行する段階で、照葉樹林の珍しいシダ・コケなどが生い茂っています。
弥生杉は樹齢3000年を誇る杉の巨木で、渓谷のシンボルです。
四季折々の自然の風合いも楽しめます。
米国のウイルソン博士によって世界にその名が広まったことからウィルソン株と名付けられました。
古株の中は大きな空洞になっていて、空洞を見るとシルエットがハート型に見えるということでも有名です。
現在の株の状態になったのは豊臣秀吉からの命令により京都の方向寺建立の為に切られたとされています。
ヤクスギランドは安房川の支流、
荒川の上流にある面積270.33haの自然休養林で、
安房から約16km、標高約1000mのところに入口があります。
標高1600m付近の花之江河は高所湿原として貴重である。
動物種も数が多く、ヤクシマザルやヤクシカなどの著名なもののほか、アカヒゲ、ツマベニチョウ、キリシマミドリシジミ、ツグミの1種のアカコッコなどが生息しています。
例年は5月〜6月の間にシャクナゲの花が綺麗に咲き誇ります。
シャクナゲの時期になると桜の花が咲いた様に見事なシャクナゲがお楽しみいただけます。
屋久島の南端より磯の中から湧き出ている温泉が海面下にあるという珍しい温泉です。1日二階の干潮前後の5時間程度しか姿をみせないのでとても貴重です。
年間を通して屋久島に降る多量の雨は、いく筋もの川となって岩や山を削り、海へと注ぎます。千尋滝はモッチョム岳の裾の巨大な花崗岩の岩盤を鯛之川が刻んで、壮大なV字谷の景観をつくりだしたもので、滝の落差は約60メートルです。中央から大量の水が流れ落ちる屋久島を代表する滝の一つです。
滝の左側にある岩盤は、まるで千人が手を結んだくらいの大きさということで「千尋の滝」と名づけられました。昔から人が両手を広げた長さを“一尋”と呼び、身体のモノサシとして使っていたことに由来します。雨の降った後など増水しているときは、迫力のある滝の姿を見ることができます。展望所からはやや遠望になりますが、その雄大な姿は十分満喫できます。
屋久島の滝では水量規模とも最大規模を誇り、「日本の滝百選」にも選ばれている(平成2年4月28日選定)雄々しいイメージの滝です。九州一の高さを誇る88メートルの断崖から、豪快な水しぶきをあげて滑り落ちる様はダイナミックで、その水量に圧倒されるようです。滝壺の真下まで歩いて行けるので、水しぶきは浴びるものの、ぜひ近づいてみては。夏場は天然の涼をとるのに絶好の場所となっています。近くに名水100選にも選ばれている「大川湧水」も湧き出しています。木々に囲まれた岩の間から間断なく湧き出るこの清水は、飲めば健康にいいと古くから言われています。
九州第二の高峰。宮之浦岳から続く登山路があり、山頂の景観がすばらしい。
屋久島の西部にある瀬切川は、屋久島三大険谷のひとつであり、
上流部に向かえば日本庭園のような美しい景色を堪能することができます。
屋久島環境文化村センターは、自然と共生する新しい地域づくりをめざす「 屋久島環境文化村構想 」を推進するための拠点施設です。宮之浦港入口にあり、屋久島の自然や文化に関する総合的な情報の提供、案内等を行います。
種子島の東海岸は、太平洋の荒波に洗われてできた海蝕岩が見られます。
なかでも波に浸食された奇岩の広がる浜田海浜一帯にある「千座の岩屋」は、種子島唯一の海蝕洞窟で、中には千人が座れるともいい伝えられています。
洞窟に入れるのは干潮時のみで、自然が作り上げた岩のオブジェの美しさは、幻想的な雰囲気も漂わせています。
沖合にちらばる岩礁もすばらしい景観を誇っています。
近くには浜田海水浴場があり、シーズンには多くの観光客で賑わいます。
種子島で日本で初めてさつまいもの栽培され、屋久島でも昔からさつまいもの栽培が盛んに行われておりました。
海の風が吹き続いている屋久島では、海のミネラルがたっぷりとお芋畑に降り注ぎます。
安納芋は他のさつまいもと違い、とてもデリケートなさつまいもであり、気を抜いて取り扱うとすぐに皮が剥けたり、傷ついたりし、収穫から出荷まで手間ひまがかかります。
収穫後、3週間〜4週間寝かせることで熟成して安納芋独特のしっとりとした食感と糖度の高い甘さを引き出します。
屋久島の西部に位置する、東シナ海に面した無人地帯に広がる原生林の中を通る林道で、車で走ることもできる世界自然遺産地域です。屋久島が世界自然遺産となる根拠の一つである、日本最大の照葉樹林のが一望できます。
また、ここでヤクシマザルやヤクシカとの出会いも期待できます。車から降りて歩いて散策すれば、鳥の声、ヤクシカ、ヤクザルとの出会い、照葉樹の森を堪能することもできます。
屋久島の動物たち
屋久島の西部地域では、ヤクシカとヤクザルに比較的容易に見ることができます。ヤクシマザルはニホンザルの一種で、体はやや小さく、手足が黒ずんでいるのが特徴です。ヤクシカは、ニホンジカの一種でこちらも小型です。屋久島のヤクシカは多少近寄っても逃げませんので、近くで見られるチャンスがあるかもしれません。